お米や植物を育てるには、土に肥料を追加して、虫を遠ざけるために、農薬を使用して育てるのが一般的です。
しかし、この「亀の尾」は農薬や化学肥料・有機肥料を使用せず、自然の力に任せた「自然農法」のお米です。
私たちの販売している米粉のマフィンも、この「自然農法」で育てたお米を米粉にし、使用しています。今回、この素晴らしいお米をマフィン以外でも確かめていただきたく、数量限定ではありますが、販売をすることに致しました。“もっとたくさん欲しい”という方には申し訳ございません。来年までお待ちください。
私たちのマフィンは、皆様に安心していただけるように、
「乳・卵・小麦・動物性素材を持ち込まない専用工場」で作っています。
そして、もっと安心していただけるよう米粉にもこだわりました。
元々「亀の尾」は日本酒造りにも使用している酒米です。
この酒米は、マフィンなどふっくら食感のお菓子作りにも適しています。
自然農法、そして貴重な品種の「亀の尾」の米粉で作るマフィンは、
数量限定で販売・製造をしています。
妊娠・出産・育児に関する情報を発信している「たまひよ」WEBに、「米粉のホールケーキ」が掲載されました。
記事の中でグルテンフリー料理専門家の多森サクミさんに、「グルテンフリー生活」について詳しく掲載されています。
外観の特徴は背が高く、お米の成分は高アミロースで、現在人気のお米より高くなっています。
日本酒造りにも使用される酒米です。
大正時代、神力・愛国・亀の尾は日本水稲優良三大品種※2でした。亀の尾は現代の優良品種であるササニシキ、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち等の交配親です。
人気漫画「夏子の酒」で描かれた幻の酒米のモデルにもなりました。
※2 山形県庄内市「亀の尾の里資料館」参考
① 亀の尾は、初めての品種改良の元になった稲です。※3
※3 農林水産省>こどもそうだん>お米品種参考
② あっさりとした味の米。おかずの味を引き立てます。
通常は土にも肥料を追加して、植物の成長を促進させるのが一般的ですが、杉本農園では土に肥料を追加せず、自然に任せる「そもそもその植物の持っているものをそのまま収穫をする」という基本理念を25年以上貫き通しています。
そのため、収穫量や粒の大きさなどに振り回されず、その土地本来の力で育てることで、自然と向き合いながら工夫をしています。
農薬や除草剤等は、作物の収穫量や見た目などよくするために使用されますが、その半面、害虫以外に益虫、そして土壌微生物まで殺してしまいます。そこで杉本農園では、特に土壌微生物の命が一番重要と考えて農薬や除草剤などの薬を使わないで育てることにしました。
お米の栽培において肥料を使用しない理由は、無肥料の方がお米の生命力が強くなるからです。さらに近隣の農家さんに比べ杉本農園の籾殻は「殻」が薄いのが特徴です。
もし肥料を使うと、余分な肥料は土を通して水に溶けて川に流れ出し、最終的に海洋汚染につながるので、地球に優しくないことはしないようにしています。